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混血型事業創発プログラム「とかち・イノベーション・プログラム(以下TIP)」の第4回「事業創発セッション②」のレポートをお届けします

<これまでのTIPレポート>
7月18日:キックオフセッション
7月28日:チームビルディングセッション
8月10日:事業創発セッション①

まずはイントロダクションTIP事務局長である帯広信用金庫の三品さん、TIP運営のリーダー野村総合研究所の水石さんから、今日のセッションについて説明本日のゴールは、「チームをつくり、なぜ(想い)、何を(事業アイデア)、誰と(チーム)の3つを突き詰める」こと



イノベーション・プログラムの発案者、野村総合研究所の齊藤さんから、アイデアを「クレイジー化」させるために必要なことが伝えられました事業アイデアをクレイジー化させるポイントとして、今までにない新しさ、普通じゃない面白さ、尋常じゃないこだわり、マイナスをプラスに、メディアが喰いつくかなどの観点が必要

「ビジネスシステム化させる際のポイントは、顧客の創造、ロマンとソロバン、目指す事業規模を突き詰めること例えばベンチャー的成長を目指す事業?それとも自己実現を主体に考えた事業か?継続性を追求しないワンタイムプロジェクト?などチームでじっくり話し合ってほしい


前回のセッションで書いた「Wants」や裏にある原体験、事業・プロジェクトアイデアなど、ワークシートを壁に張り出し、チーム作りが始まりますチームの条件は2人以上であること

やりたいことが似通っている人同士や、互いの得意分野の組み合わせで事業を組み立てようとする人、一緒にやりたい人を自分のやりたいことに巻き込んで行く人、チームの組み方もそれぞれです今回のセッション開始前から既にチームをつくっている参加者もいる様子

チームでメンバーのWants、事業アイデアを統合・発展させ、一つの事業アイデアにまとめるワーク

各チーム、事業アイデアを発表


合間には、TIP参加者でヨガインストラクターの角畠あさみさんが講師となり、座ったままできるヨガでリフレッシュ

「ビジネスモデルキャンバス」と呼ばれるシートに、事業コンセプトや、想定する顧客、プロモーション手法、事業の強みや収益構造などを書き込み、チームで議論ものづくり、教育、空き家空き店舗、健康など、これまでの中では詳細が明らかでなかったアイデアが、次第に具現化していく過程が見られました

言葉のやりとりが絶え間なく行われているチームもあれば、じっくり考えながらシートを埋めて行くチームもあり、それぞれのペースで5時間以上にわたるワークが行われました


セッション最後に、TIP事務局 帯広市役所の中田さんから「私とTIP」と題したプレゼンテーションにてクロージング

産まれたてのチーム、既に走り出したチーム、それぞれのペースで、次回セッションまでの間に、事業アイデアの強化・深化を図るべく、チーム内で継続して議論をおこなわれるとのこと次回セッションもレポート予定です!