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2022年5月26日、北海道ホテル(帯広)で開催された「アウトドアX(クロス)イノベーション in 十勝」。「アウトドア」をテーマにしたマッチングイベントに十勝管内外の事業者が参加しました。大いに盛り上がりを見せた会場の様子をレポートします!

アウトドアX(クロス)イノベーション in 十勝
アウトドアと他産業の掛け合わせによる十勝発のアウトドアビジネス創出に向けた、十勝地域内外の様々な業種の事業者による意見交換・マッチングイベント。

【主催】経済産業省北海道経済産業局
【共催】公益財団法人とかち財団
【協力】北海道十勝総合振興局、十勝19市町村

アウトドアX(クロス)イノベーション in 十勝

この日、十勝地域でアウトドアによる新たな価値創造に意欲のある道内の事業者23社が、同イベントに集結しました。

(会場の様子)

(左から北海道経済産業局差波さん、新関さん)

最初に本イベント事務局である経済産業省・北海道経済産業局差波耕平さんが開会を宣言。続いて同局・参事官新関靖人さんから「今後、アフターコロナの状況下で観光需要の回復が見込まれる。来年は北海道で『アドベンチャートラベルワールドサミット』が開催されるなど、インバウンド回復のビッグチャンスとなる。今回のイベントを活用して、積極的に交流して頂きたい」と挨拶がありました。

1分間チャレンジ(事業者紹介)

(左)とかち財団高橋さん/(右)1分間チャレンジの様子

続いて、とかち財団高橋司さんの進行で、各参加者がそれぞれの事業内容やイベントへの意気込みなどを紹介をする「1分間チャレンジ」がスタート。アウトドアに精通している事業者だけではなく、不動産業、通信業、調味料の製造販売など、一見アウトドアとは関連が無いように思える事業者を含めた様々な顔ぶれが自己紹介しました。

なかには、挨拶をしながら自社の製品「1分間で着られるスノーウェア」の着替えを実演し会場を盛り上げる場面も!
また、1分間という短い時間でテンポ良く進む自己紹介のスタイルは、参加者にも好評でした。

「1分間で着られるスノーウェア」の実演

意見交換・マッチング

自己紹介が終わると、早速、事業者間によるマッチングがスタート。1セット20分のマッチングを複数回繰り返すスタイルで、参加者に事前に行った希望調査でマッチング希望があったペアや、新たな価値創造が見込まれる可能性があると事務局が感じたペアが同じテーブルに着き、意見交換を開始します。

(マッチングの様子)

今回のマッチングイベントは「アウトドア」という共通のテーマが決まっていたこともあり、どのテーブルもスタートから会話が弾み、面白いアイデアが次々と生まれていくのが印象的でした。会場は終了の時間まで活気ある楽しい雰囲気に包まれました。

参加者の声

参加者からは「異業種(の事業者)と話ができたことで、新たなアイデアが生まれた」「視点が違うのでとても勉強になる」「同業種でも普段はあまり話す機会はないので、こういった機会はありがたい」などの声を聞くことができました。
また、十勝管外の参加者からは「十勝のアウトドアの盛り上がりを強く感じた」「十勝の企業と連携して新しい事業をやってみたい」という声、さらに同じ道東圏でマッチングしたテーブルでは、互いの事業拡大に向け早速ネットワークを繋いでいる様子を見ることができました。

近年のアウトドア業界の気運が高まる中、昨年3月には経済産業省北海道経済産業局と帯広市が、アウトドアの聖地「十勝」の実現に向けて、北海道十勝総合振興局、十勝18町村と共に「十勝アウトドア観光推進プラン」を策定したばかり。これから十勝でどんなアウトドアビジネスが新たに創出されるのか、とても楽しみです!