文部科学省・都市エリア産学官連携促進事業について
【事業の目的】
個性発揮を重視して都道府県等（政令指定都市を含む）の都市エリアに着目し、大学等の「知恵」を活用し新技術シーズを生み出し、新規事業等の創出、研究開発型の地域産業の育成等を目指すもので、都市エリアにおける産学官連携事業の促進を図ります。
【事業の概要】
・個性発揮、地域特性を重視し、特定領域への分野特化 ・都道府県及び政令指定都市の指定する中核機関を事業の実施主体として補助 ・各都市エリアの事業目標、産学官連携実績等に応じて、産学官の連携基盤整備から研究成果育成まで幅広いメニューで対応
【関係リンク】
文部科学省
文部科学省・地域科学技術振興施策
文部科学省・都市エリア産学官連携促進事業
都市エリア産学官連携促進事業・北海道函館エリア（財団法人函館地域産業振興財団）
十勝エリア・事業概要
【共同研究事業】
十勝エリアの農業・畜産業に関わる機能性素材の抽出や安全性の確立など、農畜産物の高度利用の地域内システム化を目指すものです。具体的には、当エリアの代表的農畜産物である馬鈴薯、そば、豆類、長いも、乳製品を対象として、その機能性や生体内作用メカニズムを解明し、新たな健康食品の開発や品質の向上など、高度化・高付加価値化を図ります。さらに、これらの生体内作用メカニズムの解明過程において、遺伝子レベルでの網羅的な機能性評価を円滑にかつ迅速に実施する地域内システムの開発を確立することとしています。
・馬鈴薯からの有用ペプチドの生産技術開発 ・ソバ・豆類の健康機能性スプラウトの生産技術開発 ・長いもを利用した機能性食品の開発 ・ナチュラルチーズの高品質化と安全性確保技術の開発 ・DNAマイクロアレイ法を用いた食品機能性評価システムの構築
【研究交流事業】
将来的に当エリアが我が国を代表する農畜産科学の総合拠点を目指すという地域としての方向性の確認、共通認識を醸成するとともに、産学官連携の強化を更に進めるための相互の理解、事業の展開等を進めます。
・都市エリア産学官連携促進事業推進委員会 ・事業ワーキンググループ ・研究ワーキンググループ ・成果の公表
