公益財団法人とかち財団の活動が、「第9回 地域産業支援プログラム表彰（イノベーションネットアワード2020）」において、「農林水産大臣賞」を受賞いたしました。この表彰は一般財団法人日本立地センター及び全国イノベーション推進機関ネットワークによる表彰事業です。
　表彰式（審査講評、表彰状・記念品授与、祝辞等）は令和2年9月29日（火）15:00～16:00　TKP御茶ノ水カンファレンスセンター（東京都千代田区）にて開催されます。

　　　　　　受賞プログラム・受賞者一覧（全国イノベーション推進機関ネットワーク　ホームページより）

　　　　　　　　　　　　　

「地域産業支援プログラム表彰」について
　この表彰は、日本各地の地域産業支援プログラムや支援者の質的向上および取組みの普及を図り、より一層の地域産業の振興・活性化を喚起、促進することを目的に実施されています。
　「農林水産大臣賞」は地域の資源や特性を活かした産業支援の取組みのうち、特に農林水産・食品分野に成果を上げた取組みにおいて最も優秀な取組みに贈られます。
　十勝では、第６回表彰事業（イノベーションネットアワード2017）におけるフードバレーとかち推進協議会の受賞に続き、２例目となります。


理事長挨拶

　　　　　　　　「イノベーションネットアワード2020 農林水産大臣賞」受賞にあたって
　　　　　　　　　
　当財団は平成 5 年（ 1993 年） 8 月の設立以来、一貫して十勝の産業支援プラットフォームとして活動してきました。
　平成 6 年（ 1994 年）に北海道立十勝圏地域食品加工技術センターの設置に伴い、その管理運営を開始し、平成 18 年（ 2006 年）には十勝産業振興センターを開設し ました。さらに平成 30 年（ 2018 年）に旧（公財）起業家支援財団と合併し、その事業承継の一環として、令和元年（ 2019 年）にはスタートアップ支援スペース「 LAND 」を開設しました。
　これらの展開により、食品加工分野への支援から、機械・電子等の工業分野への支援も可能となり、現在は起業・創業、事業創発支援まで活動の幅を拡大しています。今回の表彰事業への応募は、関係機関からの勧奨がきっかけでしたが、これまでの活動を振り返り、客観的な評価をいただく良い機会となりました。お陰様で当財団役職員にとっては大きな自信となり、ご支援いただいている関係者の方々には良いご報告ができることを嬉しく思います。
　農林水産大臣賞の受賞は当財団の「農業を核とした地域産業の 振興を支援し、活力ある地域社会の形成に資する」という設立趣旨に合致しており、大変、光栄に思います。このような栄誉ある賞をいただくことができたのも 、地域企業の皆様が、積極的に当財団を活用くださり 、それぞれのご努力により 着実な成果と実績を残されたお陰です。当財団の活動は、地域企業に深く寄り添い、課題解決に必要な幅広い支援を実施することを目標としていますので、今回の受賞に慢心せず、今後も地域企業の皆様に信頼される財団であるよう努めてまいります。
　最後になりますが、十勝の未来につなぐ「価値 」の創造と向上に向け、今後とも一層のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げ、受賞にあたってのご挨拶とさせていただきます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2020年 9 月 吉日
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　公益財団法人とかち財団
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　理事長 　長澤　秀行