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公益財団法人とかち財団

とかち財団は、十勝にイノベーションを引き起こす産業振興のプラットフォームです。事業の立ち上げ、商品開発、企業間コラボレーションなど、あなたのビジョンを実現するためのあらゆるステップに力を尽くします。

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十勝人チャレンジ支援事業の採択事業者が決定しました


公益財団法人とかち財団は、十勝の産業を担う優れた人材を育成するため、海外渡航等調査研究を支援する補助事業「十勝人チャレンジ支援事業」の採択者を決定いたしました。

平成30年度とかち財団 十勝人チャレンジ支援事業 採択事業


※敬称略、届け出順

グループ版 1件


【事業者名】 十勝の森林資源を活用した新産業創出研究会(10名、代表者:佐野大祐、足寄町)



【テーマ】オーストリアの木材高度利用に範を取るカラマツ王国十勝の新たな森林総合産業創出
【調査先】オーストリア
【補助金額】500万円
【事業概要】 
十勝の林業、木材産業は世界的に見ると安全性や経済性の面で遅れているところがあります、一方で十勝では足寄町での木質ペレット事業をはじめ、産学官の連携による取り組みが各地で行われてきました。調査先のオーストリアは効率的で安全に配慮した循環型の森林産業が確立されています。幅広い分野の事業者と研究者による先進地の現地調査を通じて、十勝型の安全で競争力の高い森林産業を創出するための一歩を踏み出す所存です。

個人版 3件


【事業者名】 山田大介(Tokachi Friend Ship、帯広市)/横山将一(横山農場、池田町)



【テーマ】 地域による技能実習生制度の円滑な活用環境整備にむけて
【調査先】 ベトナム、シンガポール
【補助金額】 100万円
【事業概要】 近年、技能実習生など日本の「稼ぐ」に関わる外国人が増加しています。十勝も例外ではなく、円滑に共生社会を築くため来日する外国人の本音と実情を知る必要があります。
 今回の視察は、技能実習生としての来日者数が急増しているベトナムを訪ね、日本に来るまでの、それに携わる事業者の、任期満了後の実習生の本音や環境を、さらに東南アジアの中心であるシンガポールを訪ね、東南アジアからみた今後の日本への人材動向について調べます。


【事業者名】 竹中 章 ((有)竹中農場、音更町)



【テーマ】 ヨーロッパにおけるホワイトアスパラ生産の技術体系の現状と十勝型大規模ホワイトアスパラ生産体系の模索
【調査先】 オランダ、ドイツ
【補助金額】 100万円
【事業概要】
「ヨーロッパにおけるホワイトアスパラ生産の技術体系の現状と十勝型大規模ホワイトアスパラ生産体系の模索」というテーマのもと、十勝人チャレンジ支援事業に応募させて頂きました。国産ホワイトアスパラのニーズは高まる一方、生産量はごくわずかしかありません。そこで、アスパラ生産の8割以上をホワイトが占めるドイツやオランダの生産技術を学ぶことにより、国産ホワイトアスパラの生産量を増やし、ニーズに応えていくことを目的としています。

【事業者名】 河田利則 ((株)とかち河田ファーム、音更町)



【テーマ】 キヌア栽培・調整工程の技術習得
【調査先】 ボリビア、アメリカ、イギリス
【補助金額】 100万円
【事業概要】
南米原産のスーパーフード雑穀キヌアは農薬を使用できず、国産はほとんどゼロです。このキヌアを十勝で栽培し、調整・選別工程も自前で行うことで、付加価値の高い作物を取り扱う生産者を増やし、通年雇用の増加による地域貢献を目指しています。そのために、原産地ボリビアでの栽培方法や、欧米で栽培・自社販売している近い規模の農家から栽培や後工程の技術、販売の知恵を獲得することを目的として現地調査を行います。

十勝人チャレンジ支援事業 募集・採択経過


【募集事業】
 個人版 (調査・研究2週間程度、上限100万円)
 グループ版 (5~10名、調査・研究1週間程度、上限500万)
【募集期間】5月30日~6月29日
【応募数】個人版:8件、グループ版:3件
【選考過程】書類選考:7/26~8/21、プレゼン選考:8/27 ※十勝人チャレンジ支援事業選考委員会による
【採択者説明会】9月12日(水)15:00~ 


お問い合わせは、とかち財団 事業部地域連携支援課(TEL0155-38-8850)まで。