公益財団法人とかち財団は、十勝における新たなビジネスにチャレンジする人材を育成するため、「令和2年度十勝人チャレンジ支援事業」の採択者を決定いたしました。
十勝人チャレンジ支援事業は、起業準備段階の事業(シード事業)や既存事業者における新たなビジネスを社会実装させるため、十勝で地域産業に携わる個人あるいは法人を対象に、国内外先進地への調査研究や概念実証等に必要な経費を補助いたします。
令和2年度十勝人チャレンジ支援事業 採択者
日向 優(陸別町)
(左)日向優さん、(右)公益財団法人とかち財団 理事長 長澤秀行
地域の薬用植物・ハーブ類等の機能性素材を活用した6次産業化事業
平成26年から陸別町で栽培研究を行ってきた「薬用植物・ハーブ類等の機能性素材」について、食用品(そのまま食材として活用、ハーブティー等)や化粧品などの6次産業化を目します。 本補助金を活用して、商品の試作品を製造委託するとともに、商談会などで出口である販売のマーケティングを実施予定です。 ゆくゆくは地元での加工・製造も検討していきます。
(左)江波戸智美さん (右)公益財団法人とかち財団 理事長 長澤秀行
十勝からお届けするナチュラルな洋服ブランドD2C化計画事業
十勝からお届けする自然素材の洋服ブランドをD2Cブランドとして展開していきます。 本補助金を活用してweb展示会などによるテストマーケティングを行う予定です。更には多くの注文に対応するための生産体制構築も進めます。また、十勝地域との繋がりを深め、地域に貢献する事業を確立していきます。
(左)沼田正敏さん (右)公益財団法人とかち財団 理事長 長澤秀行
ASHORO HARD CIDER PROJECT ~リンゴの産地化・全国へ届けるHard Cider~
足寄町に新たな文化と産業の創出を目的に、足寄町内でりんご栽培に挑戦し、ハードサイダー(発泡性果実酒)の製造・販売を目指します。 本補助金を活用して、国内の先進地である長野県への視察を行うとともに、品種別の試験醸造を実施する予定です。 ゆくゆくは地元での醸造所建設も検討していきます。