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公益財団法人とかち財団

とかち財団は、十勝にイノベーションを引き起こす産業振興のプラットフォームです。事業の立ち上げ、商品開発、企業間コラボレーションなど、あなたのビジョンを実現するためのあらゆるステップに力を尽くします。

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公益財団法人とかち財団は、将来起業を目指す学生に対し奨学金を給付する「とかち財団学生起業家育成奨学金」2019年度の採用者を決定いたしました。


(後列左から芹澤健さん、平田博史さん、大江竜二さん、土屋玄さん、萬田明さん、山本愛優美さん、中村恒星さん(iPad)、口田琢仁さん、前列左から兵庫夏実さん、とかち財団 理事長 長澤、井上ももさん)

採用者10名のビジネスプラン等は以下のとおりです。

芹澤健さん(帯広畜産大学 畜産学部)


・ビジネスプランタイトル:「アウトドアガイドマッチングサービス トカチマッチ」
・ビジネスプラン概要:山、海、川とアウトドアを楽しむ素晴らしい環境を持つ十勝には、それぞれのアクティビティにおいて高いスキルを持つ人が多く存在しているが、未だそれらにアクセスできるプラットフォームは用意されていない。本事業は十勝管内において、個人のアウトドアガイドとその利用者のマッチングサービスを提供し、シェアリングエコノミーによる十勝の潜在的な価値、雇用の創出を目指す事業である。



平田博史さん(帯広畜産大学大学院 畜産科学専攻)



・ビジネスプランタイトル:「十勝産スペルト小麦(古代コムギ)の生産・製粉・販売事業〜十勝産スペルト小麦の小ロットオーダーメイド製粉〜」
・ビジネスプラン概要:
本件は、国産では珍しいスペルト小麦に注目し、スペルト小麦の「品種開発から生産・製粉・販売」までをひとつの事業として展開する。具体的な計画として、帯広畜産大学大西研究室でスペルト小麦と既存のパン用小麦の交雑品種の開発および種子の確保を目指す。次に開発したスペルト小麦の種子を元に、十勝を中心とした生産者に対し、栽培方法、資材調達、製粉後の小麦の販売経路の確保までの部分をセットにして販売する。製粉は外部委託ではなく自社で行うため、小ロットの製粉が可能になる。販売先のニーズに合わせた製粉を可能にし、販売価格は生産者と製パン店との協議で決定する。生産者は自身の栽培した小麦に対して価格の決定権を持つことができる。



大江竜二さん(帯広畜産大学 畜産学部)



・ビジネスプランタイトル:「酪農家の家庭料理、「牛乳豆腐」の販売」
・ビジネスプラン概要:帯広畜産大学には畜大牛乳という、帯広畜産大学の学生が搾乳をした生乳を大学が加工し、本学の大学生協や大学付近のスーパーで畜大牛乳として店頭に並んでいる。銀の匙の漫画は帯広が舞台となっており、実写映画では本学が撮影場所と使われ大学の認知度も向上してきている。先日、畜大「うしぶ」が朝のニュース番組で紹介されており、農業ブームに乗り、帯広畜産大学の認知度を向上させ、酪農をもっと身近に感じてもらうため、帯広畜産大学の牛乳を使用して作る、牛乳豆腐を考案した。十勝に住んでいる人や観光客をターゲットに設定し、帯広畜産大学・酪農の魅力を全国に発信する。



土屋玄さん(帯広畜産大学 畜産学部)



・ビジネスプランタイトル:「十勝の農家と企業を支援するマッチングサービスの運営について」
・ビジネスプラン概要:本事業では、独自商品の開発や販路の拡大、つまり専門分野である生産以外のことにチャレンジしようとする十勝管内の農家および農業分野への参入を目指す中小企業を対象として、マッチングを行うことを主たる事業としている。各農家がチャレンジする過程において鍵となってくる企業間の連携をよりスムーズに行えるように手助けすることが本事業の目的である。また本事業により一次産業全体で生産以外に挑戦する動きが加速し、経営の多角化が広がることを目指す。



萬田明さん(帯広畜産大学大学院 畜産学研究科)



・ビジネスプランタイトル:「ミツバチを活用した帯広畜産大学内6次産業化システムの構築」
・ビジネスプラン概要:農作物の一大生産地である十勝に位置し、広大なフィールドを所有する帯広畜産大学の屋上でミツバチを飼育し、一連の養蜂活動を行う。採取した「蜂蜜」は加工せずそのまま瓶詰めする「純蜂蜜」として、「蜜蝋」はサークルが独自で加工して「蜜蝋キャンドル」を制作し学祭やイベント等で販売する。これらの活動を中心として、学生を主体としたミツバチサークル『BEEHAVE』が、帯広畜産大学内で養蜂事業を実施し、帯広畜産大学内で生産・加工・販売を完結させることで6次産業システムの構築を図り、ミツバチ・養蜂の情報発信を実現する。



(左)井上ももさん(慶應義塾大学 文学部)


(右)山本愛優美さん(慶應義塾大学 環境情報学部)


・ビジネスプランタイトル:「“知性×恋愛”をテーマとした新感覚恋愛シミュレーションゲーム“smart kiss”」
・ビジネスプラン概要:我々のビジョンである「“ときめき”を口にしやすい社会」を実現するために、恋愛シミュレーションゲーム「smart kiss」を中心としたtoC向けサービス展開を行う。“知性×恋愛”をテーマに教育エンターテインメント産業の興隆に相互作用的に対応しており、また、十勝に新たな企業業種のロールモデルを作ることで地域貢献へとつなげる。



中村恒星さん(北海道大学 医学部)



・ビジネスプランタイトル:「完全栄養チョコレート開発事業」
・ビジネスプラン概要:完全栄養チョコレートを開発し、嚥下障害や口腔内障害を有する患者の栄養状態を改善する。表皮水疱症という皮膚難病の患者は、嚥下障害や口腔内障害により食事が満足にできず、栄養不足が原因で進学や就職が妨げられている。全栄養素を含有したチョコレートにより患者の将来の選択肢を栄養面からサポートする。また、増加する高齢者の栄養摂取にも対応可能である。「おいしく、食べやすく、栄養をとれる」新しい概念のチョコレートを開発する。



口田琢仁さん(名古屋大学 法学部)



・ビジネスプランタイトル:「2021年度改革に向けた総合型選抜推薦・学校推薦型選抜に対する試み」
・ビジネスプラン概要:十勝帯広を拠点とする、AO・推薦専門の塾。ワンランク上の大学合格を目指す十勝の高校生をターゲットに、対話を通じて「志」を見つけ、志を達成するために最適な大学にAO・推薦入試で合格を目指す。初期は公共施設やレンタルスペースを活用し、ランニングコストを抑える。成長次第、帯広駅周辺に教室を構え、指導マニュアルを制作・後任の育成をし、北海道各地に展開する。



兵庫夏実さん(帯広畜産大学大学院 畜産科学専攻)



・ビジネスプランタイトル:「Rチャットカフェ〜学生発の学術交流会〜」
・ビジネスプラン概要:家畜の繁殖技術とヒトの生殖補助医療、異なる分野のように感じられるが、生殖細胞に着目すると類似点が多いため、技術面でお互いに発展してきた。本プロジェクトでは家畜繁殖およびヒト生殖補助医療に関連する勉強会を開催し、十勝管内のすべての人を対象に繁殖(リプロダクション)について議論する場を学生(申請者)が提供する。この分野横断的な勉強会を通じて、畜産からヒトの繁殖問題解決のために新しいアイディアを見つけることを申請者が手助けするとともに、十勝地域の活性化に貢献することを目的とする。



とかち財団は今後も支援プログラム等を通じて採用された奨学生の支援を行なっていきます。
お問い合わせは、とかち財団 総合企画部 事業創発支援グループ/LAND(TEL0155-67-7895)まで。