十勝Z団(トカチゼットダン)

公益財団法人とかち財団

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2020年10月8日に帯広畜産大学で開催された「ちくだいスタートアップ体験プログラム」をレポートします。

本プログラムは帯広畜産大学の学生を対象に、一からビジネスを立ち上げる「スタートアップ」を体験をしてもらう事を目的に、帯広畜産大学、帯広市、とかち財団LANDの連携事業として実施。
最終的には、来年2月に開催予定の当プログラム参加者による「ビジネスプランコンテスト」に向け、全8回にわたるプログラムで構成されます。

まず、本プログラム第1回・6回・7回の講師を務める株式会社エントライズマネジメント野村幸司さんから、本プログラムの趣旨について説明。野村さんは銀行を退職後、経営コンサルタントとして起業した方です。

講師/株式会社エントライズマネジメント 野村さん

「ビジネスは何か1つ正解がある世界ではない。今回のプログラムでは、ビジネスを学ぶというより、ビジネスとは何かを考えるきっかけにして欲しい。教える人、教えられる人ではなく、お互いにディスカッションができる場となれば!」と、本プログラムの講師と参加者のスタンスを確認する挨拶が行われました。

講義では、まずは「ビジネス」という一見堅苦しいワードを、参加者がイメージしやすいように噛み砕きながら、ビジネスが生まれる過程を順序立てて説明していきます。

「社会の課題を解決することがビジネスの本質」、「ビジネスは新しい発想ではなく、既存の要素を新しい組み合わせること」、「ポイントは記憶の数と組み合わせの仕方」など、参加者の頭の中に次々とビジネスの種を植え付けていきます。

そしてお金についての講話の中で、「お金をどう稼ぐかよりも、どう使うかが大事。これは時間にも同じことが言えます。本プログラムを皆さんの将来のための投資になる時間にしてほしい! どうせやるならボーダーを超えよう! 」と、参加者に向けて熱いメッセージを投げかけ、次の講師の白石さんにバトンを渡します。

講師/NPO教育支援協会北海道 白石さん

続いて登壇したのはNPO教育支援協会北海道で、小学生向けの放課後教育の活動をしている白石友柄さん

参加者に事前に配られた一枚の紙に載っているQRコードを、自分のスマートフォンで読みとるところから講義が始まりました。
QRコードを読み込むと、質問を送ることが出来るフォームが表示され、講義中ならいつでも質問・感想が送れる仕組みになっています。

白石さんの講義では、まず折り紙を使って紙飛行機を作るという課題が出され、参加者は自分の知っている折り方で様々な紙飛行機を完成させていきます。

白石さんは全員が作り終わるのを見届けると、「作るのが早い人と遅い人の差は、そのことに自信があるかどうか。ビジネスにおいては、行動力がある人やアイディアが豊富な人が成功すると思われがちだが、決してそうではない。自分のやり方でやることが大事」と、述べました。

たくさんの紙飛行機が飛び交い、時折笑い声も上がる会場。スマホOK、紙飛行機OKのプログラムが続きます。

続いて、ボードゲームの虜だと自負する白石さんから「今からゲームをします!」と宣言。
始まったのは、他の人と被らずに最も小さい数字を当てるという、とてもシンプルなゲームです。

会場にいる参加者全員でこのゲームを体験したあと「このゲームの良さを考える」という課題が出されました。

「この『良さ』をいくつ思い浮かべられるかは、このゲームのポイント(要素)をいくつ知っているか、理解しているかで決まる。また、ゲームを考える『作る側』とゲームをする『受ける側』では視点が全く違い、ビジネスにおいては、この両方の視点を持つことがとても重要になっていくる」と、この課題の意図を説明。

また、自身の体験を踏まえ「チームでビジネスをする場合、共通認識を持つことが重要になる。そのためにはやらないことを明確にすることで、選択肢が限られ、やること(道筋)がハッキリしてくる」など、仲間とのビジネスの進め方についても具体的なアドバイスがありました。

「たとえ準備が途中でも、出来ることからやってみる。定めたゴールが途中で変わる可能性もある。ゴールを変えることを恥じる必要はない。私の場合、変わり続けることが私のプライドです!」と、まず始めてみることの大切さを語ってくれました。

講義の終盤では、講義中に参加者から寄せられた質問について順番に回答し、第1回目のプログラムは終了しました。

参加者の声

本プログラムの参加者にお話を聞いてみました。

えりぴーさん(2年)

Q.参加したきっかけは?
「このプログラムにはLANDの西本さんから詳細を教えて頂いて、興味が沸いたので参加することにしました。色んな経験をされてる講師の方々から、たくさんの面白い話が聞けてとても価値のある時間になりました」

Q.印象に残った話は?
「LGBTなどマイノリティといわれる人達が不便なく生活するために、自ら名乗る必要が本当にあるのか、などビジネスとは直接関係のない話の中にも、心に響く言葉がたくさんありました」

Q.これからのプログラムに期待することは?
「講師の方々が話してくださったご自身の経験談の中には、色々な学びや発見がありました。まだ私たちが経験したことがない話など、次回もたくさん聞けたら良いなと思います」

と、満足感をにじませながら話してくれました。
彼らが今後のプログラムで何を学び、どう昇華させていくのか目が離せません!


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